2020-04-07 第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
辺野古の問題にかかわって一点確認しておきますが、二月の末に、B―27地点で実施したコーン貫入試験に基づく非排水剪断強さをどのように求めたものか、具体的なコーン係数も含めて明らかにするよう求めました。受注業者に確認するというのが防衛省の説明でありました。既に一カ月以上がたっていますが、回答がありません。受注業者に確認した結果はどうだったんですか。
辺野古の問題にかかわって一点確認しておきますが、二月の末に、B―27地点で実施したコーン貫入試験に基づく非排水剪断強さをどのように求めたものか、具体的なコーン係数も含めて明らかにするよう求めました。受注業者に確認するというのが防衛省の説明でありました。既に一カ月以上がたっていますが、回答がありません。受注業者に確認した結果はどうだったんですか。
○河野国務大臣 今回、コーン貫入試験を実施した地点のデータの取得については、土の強度の測定ではなく、地層構成の把握を行うことを目的としております。
今回のコーン貫入試験から得られた各種測定値は応力解放の影響を受けており、これらから設計に用いる剪断強さを推定することは適切ではありません。 応力解放とは、土の重さなどによって圧縮されていた土が、土の重さなどが除かれた際に膨張し、緩くなる現象ですが、ボーリングや試料採取による掘削などで原地盤の応力解放が起きることは一般的なことです。
コーン係数の設定でございますけれども、これについて申し上げますと、港湾の施設の技術上の基準・同解説、これによりますれば、コーン貫入試験から非排水剪断強さを推定するために、前提として、三軸圧縮試験等の信頼できる方法により別途実施しました非排水剪断強さと比較を行った上で、推定式に用いる係数を適切に設定する必要があるとされておるところでございます。
○国務大臣(河野太郎君) 今回のコーン貫入試験で取得された三成分、間隙水圧、先端抵抗、周面摩擦については、土の採取による応力解放の影響を受けております。
今回のコーン貫入試験については、地層構成の把握を目的に、地層境界の確認及び土の種類を確認する物理試験のため、三メートルのコーン貫入試験と一メートルの土の採取を交互に行っているというものでございます。
○伊波洋一君 港湾基準の電気式コーン貫入試験の項目には、「近年では、ロータリー式ボーリングの機能を有する貫入機が開発され、礫や強固な地層にコーンが当たった場合には、ロータリー式ボーリングに迅速に切り替えて、貫入再開可能な深度まで掘り進める方法も実用化されている。」との記述、記載があります。
○政府参考人(村岡猛君) 定量的なところは分かりかねますけれども、先ほど申し上げましたように、三メートルのコーン貫入試験と一メートルの土の採取ということを交互に行っておりまして、土質調査報告書、これに記載されておりますコーン貫入試験の測定値を見ますと、土の採取を行った下の土は実際に低い測定値を示しているという状況でございます。
○政府参考人(辰己昌良君) ボーリング調査とコーン貫入試験、これを区分して、大浦湾及び辺野古側で全面的にボーリング調査をやっております。七十六本のボーリング調査をやっておりますが、まず、あっ、ボーリング調査とコーン貫入試験をやっております、足し算をしてですね。あの周辺でおきますと、B26、28、ここではボーリング調査をやっておりました。
27、じゃ、コーン貫入試験をやった。国交大臣、済みません、コーン貫入試験とボーリング調査の違いを教えていただけませんか。
今回のコーン貫入試験でございますけれども、地層構成の把握を目的に行ったものでございまして、通常のコーン貫入試験とは少しやり方が違ってございます。三メートル、コーンを貫入いたしまして、一メートル、土を採取するというやり方の試験でございます。これは、土層の構成を調べるためにこういうやり方をしたということでございます。
キャンプ・シュワブ北側の海域におきましては、これまでボーリング調査、電気式コーン貫入試験、音波探査、室内土質試験等の土質調査を行い、地質の構成や強度等を把握してきたところであり、御指摘のB27地点についても、こうした土質調査の結果から、その地盤の特性を十分に把握できているものと考えております。
○政府参考人(鈴木敦夫君) 御指摘の電気式コーン貫入試験、CPT試験につきましては、シュワブ、平成二十六年度ケーソン新設工事一工区の工事契約において実施しております。
B27地点について、コーン貫入試験を実施する業者が自主的に行った試験データとして、船上において簡易的な方法で行った試験による非排水剪断強さとコーン貫入試験の結果から推定した非排水剪断強さが取り上げられております。
まず、トルベーン試験とポケットペネトロメーター試験でございますけれども、これはコーン貫入試験を実施した事業者が自主的に船上において簡易的な方法で行った試験であるということを事業者から沖縄防衛局が受注者に確認をしているというところでございます。その上で、受注者において必要な確認が行われているというものでございます。
本事業では、これまでボーリング調査やコーン貫入試験、あるいは採取した土の試料を用いまして各種の室内試験、それから音波探査等の土質調査を行うことによりまして、地層の構成等を把握してきたところでございます。
今回のこの数字、そして、さらに報告書にはコーン貫入試験から推定した非排水剪断強度のグラフもあるんですね。いずれも全部軟弱地盤の存在、示しているんですよ。だったら、しかも、それによって崩壊する危険があると指摘されているんですから、追加試験でちゃんとボーリング調査したら、やったらいいじゃないですか。何でできないんですか。
○国務大臣(河野太郎君) 委員のおっしゃっているこの数字は、恐らくコーン貫入試験のときに業者がきちんとその調査ができているかどうかの、補足的に業者がやっているもので、これは設計などに使うデータではございません。
○河野国務大臣 キャンプ・シュワブの地盤につきましては、ボーリング調査の実施地点において、その際に採取した土の試料を用いて土の強度を確認するための力学試験を行うとともに、コーン貫入試験の実施地点において、その際に採取した土の試料を用いて土の種類を確認するための物理試験などを行うことによって、土の強度や土の種類の調査分析を行ってきたところであります。
このB―27はそうではなくて、コーンを貫入する物理試験を行う地点でございますので、そもそも下から上がってくる土は下の状況がそのまま維持されているものではありません。そして、ここで行ったのは、トルベーンという羽根のついたものを手で船上でねじ込んで数値をはかるという簡易的なものでございますから、力学試験とは全く違う数値でございます。これは力学試験ではございません。
○赤嶺委員 コーン貫入試験で採取した土は、小石がまざっていたんですか、ばらばらだったんですか。そして、業者は、一番巻末に載っているデータは、これは力学試験ではありません、これは物理試験のデータです、このように言っているんですか。ちゃんと力学試験のデータだと書いてあるでしょう。なぜそれを認めないんですか。
これらを把握するために、音波調査や所要のボーリング調査、この各ボーリング調査等の行った地点の間において地盤の特性を把握するコーン貫入試験、こうしたものを行うなどしたところでございます。 こうしたボーリング調査、コーン貫入試験及び各種の音波調査とか室内試験等からこのように地盤強度を評価するということは、一般的で適正なものというふうに考えてございます。
その上で、C1護岸予定地直下のB27地点については、水深九十メートルまで軟弱地盤であることを把握しながら、ボーリング調査は実施せず、コーン貫入試験しか実施していない。そのコーン貫入試験では、水深七十メートル地点で換算N値三・六六、九十メートル地点で六・四四と、非常に固いとされるN値一五から三〇の範囲には届かなかったとされている。
ところが、防衛省に確認すると、その九十メートルのB27地点のコーン貫入試験という補助的な試験なんですけれども、地層の強度試験はなされていない、地層の強度を測る試験ではこれはないというふうに言っています。
そして、このB27地点では今御指摘のようにコーン貫入試験を行いましたが、その際に土の物理試験を行っておりまして、その結果と音波探査の結果、粘性土であるということ、そして、これを見たときに、水深七十メートルより深い部分については上部と違って土の物理的な性質が違うということで、これをAvf―c2層と呼んでおりますが、これと同じ層がS3、S20、B58で確認されており、そこでの力学試験、強度試験、これと同
○宮崎委員 このB—27地点でコーン貫入試験をやった、ボーリング調査は行われていないということで、ここは九十メートルだということもあって、ボーリング調査をして地盤強度を確認すべきだという意見もよく聞かれるところであります。 一般に、軟弱地盤の改良工事を行うに先立って、全ての地点を間断なくボーリング調査をして確認するという必要があるのか。
この事業におきましても、ボーリング調査ですとかコーン貫入試験の結果から、各調査地点のピンポイントごとの土の層の分布と音波探査の結果から得られる土の層の面的な広がり、これを組み合わせて土の層の分布状況を把握しております。 お尋ねのB—27地点におきましては、コーン貫入試験を行いまして、採取した土の物理試験を実施しています。
○鈴木政府参考人 B—27地点におきましては、ボーリング調査の中でも、一般的なボーリング調査ではなく、コーン貫入試験というものを行っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 粘土層の場合は室内試験の方が信頼度が高いというふうにされておるわけでございまして、コーン貫入試験、そして室内試験を行った結果、固い粘土層であるということを確認したところでございます。
○政府参考人(鈴木敦夫君) 追加のボーリング調査、五十二本でございますが、このうち、コーン貫入試験、これを行った箇所は十五地点というふうになってございます。
そして、これらを把握するために、音波探査ですとか所要のボーリング調査を行うとともに、ボーリング調査の各地点の間におきまして、先端に円錐状の、コーン状にとがったセンサーが付いている棒、これを刺すことによって地盤の特性を把握するコーン貫入試験、これを行っているところでございます。
B27の地点、コーン貫入試験やったって言うけれども、じゃ、何で標準貫入試験やらないんですか。そこのピンポイントでやらなきゃ、マイナス九十メートルのところがマヨネーズ状で基地なんかできないということは否定できないじゃないですか。そんなごまかしで、沖縄県民は、あるいは基地に反対する人たちはそんなことを認めるわけがないし、そんなことを理解できないんです。
そして、これらを把握するためには、音波探査でございますとか所要のボーリング調査を行うとともに、各ボーリング調査の地点の間において、先端にコーン状にとがった、円錐状ですね、センサーが付いている棒を刺すことにより地盤の特性を把握するコーン貫入試験、こういうことを行うなどしてございます。
○政府参考人(鈴木敦夫君) 先ほど申し上げましたように、B27については、地盤の特性を有するコーン貫入試験というものを実施し、そのほかのボーリング調査が行われているところのサンプリング調査、こうしたものを組み合わせてその地盤の確認、固さですね、強度が確認をできているというのが実際でございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたとおり、コーン貫入試験を実施するとともに、その密度を確認するための室内試験等を行ったところ、同じ層のところは非常に固い粘土層に分類されると確認をしたということでございます。
そして、それらを把握するためには、御指摘のような所要のボーリング調査、これを行うとともに、各ボーリング調査地点の間において、先端に先ほど申し上げましたけれども円錐状のコーン、これにとがったセンサーが付いている棒を刺すというようなことで地盤の特性を把握するコーン貫入試験、こういうことを行っておるということでございます。
御指摘のB27の地点におきましては、これはいわゆるN値をとか直接その土の成分を取り出してやる方式とは違いまして、コーン貫入試験という形でやってございますので、そのN値、直接的な調査というものは行っておりません。
これは土の硬さや締まり具合を判定する一般的な試験でございまして、N値ゼロと申しますのは、ハンマーをサンプラーに所定の高さから落下させる前にサンプラーが土中に三十センチ貫入したということを意味する数字でございます。
お尋ねのございましたN値、いわゆるN値でございますけれども、N値とは、ボーリング孔を利用した試験法である標準貫入試験により求められる数値でございます。標準貫入試験と申しますのは、ハンマーを落下させ、サンプラーと呼ばれる器具を三十センチメートル打ち込むのに必要な打撃回数を測定するもので、その打撃回数をN値とし、土の硬さや締まり具合を判定する一般的な試験でございます。
お尋ねのN値ゼロということでございますが、N値ゼロにつきましては、サンプラーと呼ばれる器具にハンマーを置いた時点で土中に三十センチ貫入したということを意味しております。
それで、今の御質問でありますけれども、これはこれまでも御答弁させていただいておりますが、今回のこのくい掘削工事の工法は、プロペラの羽根のようなものが付いた掘削機を地中に回転させながら貫入させることによって、土をかき混ぜ軟らかくしながら、同時にセメントミルクを流し込むことで地中の土とセメントミルクを一体化させてくいを形成していく、ある意味でくいと土壌改良等を同時にやるような、そういう特殊な工法であります
ちょっと付け加えて、先ほど九・九メーターのくいのお話がありましたけれども、このくい掘削工事の工法は、プロペラの羽根のようなものが付いた掘削機を地中に貫入させることによって土をかき混ぜ軟らかくしながら、同時にセメントミルクを流し込むことで地中の土とセメントミルクを一体化させてくいを形成していく特殊な工法であります。